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【スポーツ・ウオッチ】
「ゴルコン」という言葉をご存じだろうか? ゴルフを通じて合コンや婚活を行うことで、出会いの機会に恵まれない男女に、その場を提供しようというものだ。3月20日には東京都内のシミュレーションゴルフバーで、異色のゴルコン(ゴル婚)パーティーが開催される。
「婚活で異性と出会いながら、女子プロゴルファーのワンポイントレッスンも受けられちゃう」というのがコンセプト。このレッスンに協力するのが、プロゴルファーの菊地あつ子さん(36)だ。20歳直前の1995年に当時の史上最年少でプロテストに合格し、ツアーで活躍した戦歴を持つ“ツアープロ”である。プロゴルファーとしての栄光と挫折を味わった彼女が婚活イベントを応援するのには、ある理由があった。
■人の和を育てるゴルフは婚活に最適
菊地さんが今回、ゴルフ婚活を応援するきっかけは元新聞記者、村上れ以子さんとの再会だった。アマチュア時代から菊地さんを応援。今は「仲人士(なこうどし)」という資格を取り、日本仲人協会に加盟して婚活ビジネスを行っている。
コースでラウンドするだけでなく、都内などにあるシミュレーションゴルフバーで行うゴルフ婚活は気楽に楽しめることもあって、ここ1~2年盛んだ。各地でゴルフ合コンやゴルフ婚活が数多く開催されている。「ゴルフを含めたスポーツでの出会いって、スポーツをやりながら、男女の距離が縮まるから、一番健全な出会いだと思うんです」と菊地さん。
今年になって、村上さんと久々に再会した菊地さんは、婚活とゴルフがコラボレーションできることを初めて知った。「れ以子さんと話すうちに、婚活を応援して出会いを願う中で、ゴルフという共通の趣味を通じて人の和を育ててもらうことができる、と感じたんです。だったら、今までゴルフをやったことがない人にも、婚活を通じてゴルフの面白さを知ってもらうことができるんじゃないかと思って」
そして、1月にゴルフ婚活がスタート。ツアープロによるゴルフレッスンは一般的に1時間1~数万円程度と高額だが、今回は「気軽に来てほしいから」と儲けは度外視。会場探しから食事内容、パーティーの流れや内容まで綿密なミーティングを重ねてきた。
■ツアープロとしての光と影…
菊地さんはアマチュア時代、全日本サンスポ女子アマ選手権で福嶋晃子プロ(1989、90年)に次ぐ史上2人目の連覇(92、93年)を達成するなど活躍。95年に19歳でプロテストに合格すると、97年に開幕戦のダイキン・オーキッド・レディースで4位になるなど、プロゴルファーとして順風な船出を切った。
だが、好事魔多し。プロ3年目に広島県で行われたある試合の前日、宿泊先のホテルで血尿が出た。腹痛とめまいを伴う症状に、試合初日の途中で耐えられなくなり、救急車で病院へ。尿路結石と診断された。98年に都内で、衝撃波で石を割る手術を行い、その後はリハビリ。筋力を回復し、試合勘を再び養い、ツアープロとして復帰を果たす。
しかし、2000年頃から再び“悪夢”が襲ってきた。両足の土踏まずに、他の人にはない骨があったのだが、その骨にひびが入り、水がたまった。そこそこの痛みはずっとあったのだが、我慢しているうちに、いよいよ歩くこともできなくなった。ゴルフは1日18ホール、6000ヤードを歩くスポーツ。ツアープロは試合前の練習ラウンドから数えると、週5~6回は18ホールを回る。
日常生活にすら支障をきたす中で、ゴルファーとして活動するのは難しかった。05年、前例がない手術を都内で受け、その後1カ月は車イス生活を余儀なくされた。「歩けるようになって、一度は復帰を目指してトレーニングしたんです。でも20代後半の女性の体は、若い頃と違って回復が早くない。“引き時”が他のプロより早く来たかな…と思いました」
両親にツアープロを諦めると話したときが、最もつらかったという。12歳からずっと応援してくれた父や母は最初、納得してくれなかったという。「誰だって一生、ツアープロとして第一線で活躍はできない。新しいことをやるなら今だと思う。次に挑戦することで成功するよう、頑張るから」。誠実に気持ちを話したことで両親も納得してくれた。菊地さんの新しい挑戦が始まった。
■次の道は再びゴルフ界へ
新たに進む道に、迷いはなかった。「ずっとファッションに興味があったのですが、ゴルフをやるのに、当時は今ほどかわいいデザインの服が少なかったんです。ゴルフはゴルフウエア、といった感じで。だからデザインを勉強しようと思ったんです」
幼少時から、「命くれない」や「まんが日本昔ばなし」を作曲した父、北原じゅん氏が「最高のものを見ておきなさい」と美術館やアートギャラリーに連れていってくれたため美的センスが養われていた。06年から約2年、コンピュータを用いて設計をするCAD系の専門学校でコンピューターの使い方を習いながら、同時にデザインを勉強。08年にKプロジェクトのネクタイ「プライベートブランドGUY’Z(ガイズ)」のチーフデザイナーとなった。「目で見て、記憶に残るネクタイを日本の男性にしてほしいと思ったんです。自分でネクタイをするのも好きだったし。ネクタイはその人を映し出す鏡だから、おしゃれなネクタイをしてほしいと思っていました」
ただ、ネクタイのデザインをしながら、胸に少しだけ引っかかるものがあった。ゴルフと全く関わらない世界にいる、違和感かもしれない。
そんな折、11年にはゴルフダイジェスト社とのコラボ企画で、「GOLF」の文字とクラブを組み合わせたロゴを配置したデザインの「ゴルファーズネクタイ」を発売。ゴルフ界に戻ってきた。そして今年からは定期的にゴルフ婚活にかかわっていく予定だ。
「少子化の影響がこれから出てきて、ゴルフ人口は減る一方だと思うんです。ゆくゆくは、もっとシビアな状況になると思う。そういうときこそゴルフ界を応援したい。今までお世話になった分、恩返しがしたい。婚活応援で少子化の歯止めに少しでも貢献できるし気が早いですけど、ゴルフ婚活で知り合ったカップルのお子さんには、ぜひゴルフをしてほしいですね(笑)」
誰にだって、思い通りにならない時がある。うまくいかない時期もある。大切な居場所にいられなくなる時がくる。そんなとき、菊地さんのように前を向いて、ポジティブに次のことを考えてみてはどうだろう。
■抵抗を感じる人のために
08年に『「婚活」時代』という書籍をきっかけに、「婚活」ブームが巻き起こった。今はブームというより定着した感もある「婚活」の中で、最も盛んなのがお見合いパーティーだという。
ただ、お見合いパーティーより、結婚相談所に入会するほうが結婚の可能性は高いという民間の調査結果がある。なぜなら交際中のフォローがないお見合いパーティーとは違い、結婚相談所は仲人やアドバイザーが間に入って、交際中も相談に乗ったり、後押しするからだそうだ。
今回の「ゴルフ婚活with菊地あつ子プロ」は、「仲人士」という婚活やお見合い、交際を後押しする存在が介入する。ゴルフは人間性を映し出すスポーツだけに、短い時間でも相手の性格を把握できるという利点もあるだろう。「婚活やお見合いに抵抗を感じるなら、ゴルフを教わりにくる、でいいじゃないですか。婚活をためらう人へのエクスキューズとしてゴルフを使ってもらうなら、それもいい」と菊地さんは話す。
婚活や結婚相談に抵抗がある人に対して、ハードルを下げてくれるゴルフ婚活。菊地さんは「今回のゴルフ婚活で、何か“おまけ”をつけようかな。近いうちに、コースでも婚活ゴルフを開催したい。それの優先権とか(笑)」。
シーズン本番となる春は間近。ゴルフにも婚活にもいい季節がやってくる。詳細・申し込みは「http://mbp-tokyo.com/lifesupport-desk/seminar/1149/」。
(この記事はゴルフ(産経新聞)から引用させて頂きました)
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